ショートコント:自我

オタク女の一人ショートコント。

絶体絶命都市4 Plus、7つの「なんだったのか」

どうもこんにちは、情報系女子です。

無事情報系OLになりました(私信)。

7年の時を経て発売された「絶体絶命都市4Plus」をクリアしました。

以下はそれに関する感想というか、

「なんだったんだ…??」を書き連ねたものです。

 

以下、ネタバレ注意!!

 

 1.智也とは何だったのか

智也何だったんでしょうね。

龍が如くな風貌の人に突然暴力を振るわれていたり、コンビニで意味深な頼まれごとを仰せつかう智也。

さわやかな容姿と熱心に被災地を見て回る姿は、好青年そのもの。

ですが結局、ババアと一緒に人身売買や臓器売買をあっせんする今作のラスボスという立場でした。

まあ、今回は大規模災害の首謀者じゃなかっただけマシですが

智也には佳苗という恋人がいますが、結局彼女に渡す婚約指輪を主人公に探させた意味がまるでないんですよね。

佳苗を信頼させるためにしては大掛かりすぎるし、なにより面倒すぎる。

終盤、佳苗の愛や佳苗への愛情が物語の展開を変えることもありませんでした。

あと指輪結局意味なかった。

恋人の佳苗含めて「なんだったんだ…」感がすごかったです。

主人公と智也と佳苗でNTRが正式に成立するわけでもないし。謎だ。

 

2.悪行ポイント、善行ポイント

3みたいに性格変わったりしないんかい。

選択肢変更したりしないんかい。

だったらもうあちこちで悪行に走るっきゃねえな。

ていうか今作、トイレとか食事とか、ステをいい感じに保つメリットみたいなのもデメリットみたいなのもなくて、ガン無視で進めるのはどうなの…という感じ。

のどの渇き、体温、ストレスときてここにきて体調面での超人が誕生してしまった。

 

3.災害とともに生きる女、比嘉夏海

1から皆勤賞の比嘉先生。

今作でとうとう巻き込まれて確定死亡ルートと相成ってしまいました。

結構悲しかったんですが、比嘉先生が死んだあと、高校の生徒たちが何かするわけでもないんですよね…。

あんまり死んだ意味がなかったような…死んだときの悲しみだけが残った。

これは以下の、生徒たちの項目にも続きます。

 

4.夏海の生徒たち

巨影都市のようなオチであれば、恩師を亡くした彼女たちを置き去りにして主人公がさっさとラストステージへ向けて歩いて行ってしまうのも分かるんですが、

その辺のアフターフォローどころか後日談のようなものもないので、彼女たちがちょっと仲良くなってして恩師が死んだというオチだけが残りました。

結局、浩子はいじめを受けていたのか?絵里たちは浩子と和解したのか?

浩子の自殺未遂の真相、その辺は全く不明のまま物語はラストステージへ。

秀美の口調が浩子に歩み寄るようなものに後半微妙に変化していたのも気になります。

何だったの集団なので、智也以上になんだったのか感がありますね。

 

5.ダニー

ボコられたダニーのために医者呼んでなくない?

呼びに行くって行ったけど結局回収してなくない?

 

6.クマザワ

クマザワは行く先々で悪徳商売や盗みをはたらく火事場泥棒のクソ野郎です。

クマザワは市庁舎に行くルートを選ぶとクマザワエンド確定になります。ふざけてんのか

手をつかまれるのが誰か変わるのか、一応自分で模索したりもしたんですがおそらく変わらないですね…

これで生徒たちだったり、空港に行ったと思った弥生だったら感動もひとしおでしたが、それもないという…謎です。

別にクマザワにはこっちは連帯感みたいなのは抱いてないので、救助されても「わろてまうがな」という感じですが。

まあでも、このエンドは別にいいんですよ…絶体絶命都市ってそういうゲームだから…でもさ…

 

7.弥生胸糞展開

これのせいでクマザワエンド笑うに笑えねえよ!!!!!!

 

いや、わかるんですよ。災害の本当の姿を描いたら、たぶんああいうことも起こっているんだろうな、私たちが知らないだけなんだろうな、という気はするんですが。

ただ、後半も後半、この辺で「シリアスな展開の中で変な選択肢を選びたい放題」という絶体絶命都市の良さを殺し切ってしまっている気がするんですよね。

変にリアルというか、トンデモ展開じゃないところが逆に不気味なんですよね…。

同行する選択肢を選んだ際にそばにいる彼女は

「今は話かけないで…」とつぶやいたり、ボロボロの傷ついた姿でいるんですよね。

過去作のように主人公の服装が破損したりするわけでもないので、弥生のリアルさだけが際立っていてなおの事怖い。

「なんだったんだ」というよりは「なんでこんなことしちまったんだ」という気持ちが強いです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

なんか後日公開のDLCみたいなのもあるようなので、そこでいくつか補完されたらいいなあという気持ちです。

全体的に伏線が回収されてないみたいなうわさは聞いてたんですが、結構なもんでしたね。

ゲーム自体は楽しかったです。あと、序盤の緊急地震速報の部分なんかは普通に怖かったです。

コントローラーの振動機能も進化したので、揺れがリアルに感じました。

クリア翌日くらいに関東で比較的大きめの地震があっていつも以上に怖かったことですね。やる意味はあるゲームだと思います。特に昨今、このゲームの持つ意味は大きいと思います。

でもね…うん…DLCはよして…

 

以上です。

 

絶体絶命都市4Plus -Summer Memories- - PS4