大学に行くのに理由なんていらない
どうも。現役JDです。
この時期は高校生たちが先生に進路についてせっつかれ始める時期ですね。悩める子羊もとい高校生が大量発生する今日、私が今の大学を選んだ理由をお教えします。
そんなものはない。
大学に行くのに理由なんていらないんですよ。
やりたいことも必要ありません。じゃあなぜ、私が情報系大学を選んだか。
それは
せめて大卒になりたかったから。
それ以外に理由も何もありません。
…というのはちょっと盛っていて、まあ多少情報の授業の成績が人よりもよかったのが理由の一つではあるんですが、どっちにしろ
高校三年生の時に私にはやりたいことも将来の夢もなかったんです。
大した趣味も特技もないので、本当に適当に大学を選びました。こだわったのは大学の立地くらい…。
よく「やりたいことがなければ大学には入れない」みたいなこと言ったるすると思うんですけど、そんなのいらないですから。
大学に行くのって、現状の世の中ではほぼ義務みたいなところあると思うんですけど、それでいいと思うんです。
無理にやりたいことをみつけなくてもいい
だから、フィーリングで大学を選んでも住めば都だったりします。私もそういう感じです。
うっかり行くことになってしまった場所でも、身構えず友達を作って適当に大学に行きましょう。大丈夫。そんだけで意外と乗り切れたりするものです。
あ、あと頭悪くてもよっぽど高望みしなければ結構大丈夫だったりします。
私の出身校の偏差値が最近、県内でほぼ最下位になってたんですが、友人は同じ県の高ランク出身だったりするので…本当に…
分野にもよると思うんですが、意外と出身校の偏差値関係ないです。
進路に悩める高校生は、なんとなく参考になれば幸いです。
大学は楽しいよ~~~!
“若い”ということ、それをほめられるということ
どうも情報系です。
突然ですが、この情報系は腐女子です。今年成人式を迎えましたが、10歳くらいの時からインターネッツというものに触れはじめ、11歳くらいの頃から“二次創作”というものを覚えました。
お絵かき掲示板に通ったり、小説掲示板に通ったり、モバゲーのサークルで二次創作小説を連載したり…いろいろな(今となってはメチャクチャ懐かしい)形で二次創作をしてきましたが、
15歳の時に本格的に二次創作というものを始めました。
13歳の時にはすでにHPつくって絵や文章を書いて交流したり、絵チャでわいわいしたりしていて、2007年当時、私のいたジャンルで13歳でここまでマジに二次創作をしているのは当時としてはそこそこ珍しく、年齢を明かすとたくさんの人から
“13歳には思えない~”とか言われたりしていました。
15歳の時にもそれは同じで、メジャージャンルのマイナーカップリングで活動していた当時も
“年上だと思ってました!”“情報系さんは若いのにしっかりしてる”
とかいろいろ言われてきました。早い話が、若いことを褒められてるんですよね。
13歳の時に培った失敗を踏まえ、ネットで“子供だと思われないような”言動をしていくうちに、そういう風に言われるようになったのかもしれません。
作品をアップして、誰かに紹介していただいたときもまず最初に言われるのは、
「情報系さんの年齢の時に私はこんなの書けなかった」
って言われるんです。10も20も年上の人から。
私が尊敬してやまない文字書きさんや絵描きさんから。
当時流行し出したTwitterでも私はそのジャンルのたくさんの大手さんからフォローバックをもらった。
当然私はそれにのぼせ上がってしまったし、どんどん作品を書くようになったし、16歳の時から同人誌も受験期間以外は欠かさずに出していたし、そうやって出した本の感想もたくさんもらったし、差し入れだって「ありがとうございました!大事に食べます///」なんて写メアップするときに、どうやったらもらったものが一枚に全部入るかって考えなきゃいけないほどたくさんもらってたし、
相変わらず私は“若いのにすごい”人だった。
それが変わってしまったのは、大学に入った18歳の時だった。
私はもう既に、若者の中では全然若くなかった。
二次創作をしていたって全然普通の年になってしまったし、
13歳の時から二次創作してたってなんにもえらくなかったし、
大学2年生になれば、私はもう普通の人になってしまった。
ランキングに入ったって、書いた作品がブックマーク100userを越えたって、
Twitterのフォロワーが増えたって、大手さんと話ができたって、
私は全然普通だった。普通の人だった。
私はそれに気づいてしまった。
「いや、20歳なんてまだまだ若いじゃん」って思われる方もいらっしゃるかと思います。
それはそうなんだけど、でもそうじゃない。
13歳と20歳の頃の私がいて、若いのは当然7年前の、13歳の私で。
20歳って言ったら、もう働いてる人だって当然いる年齢で。
「若くてすごい情報系さんはもうこの世にはいない」
大学に入って、作品を書く時間が減って、少し二次創作から離れたときに気付いてしまった事実。
勿論、私がジャンル移動して昔とは違ってオープンな交流を避けるようになったのもあるかもしれないけれど、
私はすっかり二次創作作品を描くことに、熱意を失ってしまった。
私は、「若かったからすごかった」
今は凡人、凡人以下。
そんな事実に気付いて、熱意を失って、作品を書くことに恐れを抱いて、
文章を書く自分が好きじゃなくなった作品には、
ブックマークが減った。
年齢を明かしていないのは、今も昔も変わらないのに。
今いるジャンルの方が、人口多いのに。
若さが売り、って言葉の意味を、何となく知ってしまった気がした。
消費者だけじゃなくて、商品そのものも“若さ”に縋っていたんだな、と思った。
“若いのにすごい”私が好きだったんだなあ、と思いました。
別に若いことでほめてくださった方々が悪いんじゃなくて。
“若い”というステータスが、一過性のものだと気づけなかった、若かった私が悪い…んだと思います。
4月から大学三年生になります。
もう全然普通の人になってしまった私ですが、いつかまた楽しく二次創作が書ける日が来るのかな、とぼんやり考えながら、本業とアイドルを眺めることを続けたいです。
推しアイドルにスキャンダルが発覚し、アイドルゲームに逃げようとした女の末路
どうも、歴史的大敗北からちょっと立ち直ったものです。
前回の記事から2か月の間で、某アイドル、まあいいや、大野智リーダーのスキャンダルからようやく吹っ切れたところです。
ところで、私は大野智君の所属する嵐に関しては、いわゆる「ゴコイチ」担だったので、リーダーの彼のあまりにひどいスキャンダルにヘコみまくり、一時期嵐が直視できない状況にありました。
別に大野くんが嫌になったわけじゃなくて、大野くんの選んだ人があまりにアレでガッカリしてどうのこうの…ってことなんですが、
キャーキャー言う矛先を失ったこの情報系は、無性にアイドル(男性のイケメン)という存在に飢えてしまいました。
けれども、新しい推しを見つけたところで三次元は裏切ります。
スキャンダルは発覚するものなのです。
…スキャンダルの発覚しないアイドルにキャーキャー言いたい…!!
そこで目を付けたのがアイドルゲーム。
今をときめく「うたの☆プリンスさまっ」なら…
あんなに女の子たちがキャーキャー言ってるスターリッシュの皆様なら…
今の私の心のよりどころになるはず!!
そう思った私は、うたプリをプレイしているのフォロワーさんにツイッターで相談しました。
私「スキャンダルの発覚しないアイドルにキャーキャー言いたいので、うたプリをはじめようと思います」
フォロワーさん「いいと思うよ!アイドル同士の絡みもあるし、なによりスキャンダル発覚しないし!主人公のことは裏切らないしね!」
ここで皆様、何かにお気づきでしょうか。
そう。
主人公を裏切らないってことはそこで
恋愛が成立していて
うたプリの世界の
世間的には
スキャンダルじゃないか
ということに
私はビビってAmazonのうたプリのページを慌てて閉じました。
そしてツイッターにその旨を書き込むと、先ほどの方とは別の方から、こんなリプライが。
「情報系さんはこっち来ないほうがいい。マジでやらないほうがいい。
奴らは平気で“お前と共に過ごした苦楽”的な歌を平気でファンの前で歌う」
地雷そのものじゃねーか!!!!
某アイドルの今回の
某展示会の
某商品みたいじゃねーか!!!!!!!
そんなわけで、私のアイドルゲーの道は絶たれたのでした。
誰か、主人公とも恋愛しないイケメンアイドルゲームあったら教えてください。
サイドMみたいなやつがいいです。
某アイドルのスキャンダルから学ぶ、アイドルの恋人のSNSの利用のイロハ
どうもはじめまして。某アイドルのスキャンダルにより、歴史的大敗を喫した者です。
ここでどうでもいい言い訳を一つしておくと、彼は私の担ではなかったけど、ゴコイチ担を兼ねていた以上、今、あのグループの歌を聴くことができないでいます。
いいんだ、そんなことはどうでもいいんだ。
今回は、そんなスキャンダルから学ぶアイドルの恋人としてのSNSの利用のイロハを、
私が大学で学んだこともいくつか踏まえつつレクチャーしたいと思います。
アイドルの恋人になった幸せなあなた、そうでないあなた、そしてなにより恋人がSNSをしているアイドルのあなたに、読んでもらいたい。
まあ、どう考えたって某元女優は相手が某釣りドルであることに気づいてほしい感じだったけど、逆に言えばこれから私が言うことをすべて無視すればあなたの恋人がアイドルであることに気付いてもらえます。実践して、どうぞ。炎上して事務所に別かれさせられても責任は一切負いません。
というわけで、いくつかレクチャーしていこうと思います。
0. 大前提として理解しておきたいこと
あなたの恋人は、アイドルです。アイドルには、特定厨が付き物です。
特定厨、ネットに明るくない人向けに、マス・メディアさんが書いた記事でときおり見かける言葉で言い換えるならネット警察みたいなものですかね。
普段は「今日推しがテレビで着ていたTシャツは〇〇というブランド」「今日担が話していた銀座のおいしい飲み屋は、▼屋という場所で間違いない」と、まあそこそこ平和的な感じ(ととらえるかどうかはあなたにお任せします)なのですが、スキャンダルとなると違います。
彼/彼女らの細かな情報分析が、大きなスキャンダルの外堀を埋める情報となっていきます。
これから書く文章には、その「特定」に繋がりうる情報がずらっと並んでいます。
というか、特定を積極的にやっている人じゃなくても詳細なweb上の情報を閲覧するだけで結構いろんなボロを見つけ出すことなんて簡単なんです。
見たことがあるでしょうか、巷での「Twitterで炎上した人物の出身地、本名、学校名が特定されて拡散されている」という姿を。
あれ、実は別にとくに難しいことはしてなかったりするんですよ。
あなたの書いたほんのささいな一言や写真、ほかの人とのやりとりを読み返すだけで、「あ、こいつ××市に住んでるんだ」なんてのは容易に特定可能なんです。
これを無視するかしないかは、あなた次第です。
また、もう一つ理解しておきたいのは裏切り者は常にどこにでもいる
ということです。こっそり鍵付きアカウントでアップしてもスクリーンショットをアップされればおしまい。
ラインのやり取りだって、他の人には見られないと思っているでしょう?
スクリーンショット撮られたらそこでおわりですから。
明確なソース開示さえなければねつ造と言い張ればそれまでですけど、そういうのが流出する時点で何かしら特定につながるソースがあることは肝に銘じておいてください。
1.写真をアップするとき
ブログ、ツイッター、フェイスブック…webで何かを発信するときのお約束と言えば何といっても「写真」。
今日はこんなものを食べた、ペットが今日もかわいいモフモフ、こんなゲームにはまっている…そんな気持ちを伝えるのに、最近は大変便利な時代になりました。
てもとのちっちゃなハコ一つで、写真を撮って発信できる…
しかし、それが落とし穴です。
まず、大前提として
写り込みには気を付ける
これに限ります。 アイドルの恋人の顔や手脚はもちろん、私物の一切にも気を付けましょう。ファンは見ています。あなたの思っている以上にあなたの恋人を見ています。
これはほんのたとえ話ですが、何の変哲もない夕食が並ぶテーブルに、恋人の出した画集の表紙が反射してうつりこむ…なんてことはやってはいけません。
サンダルや帽子、など、小さなものにも気を付けましょう。ファンは「この〇〇、自分の担当/推しが着てた…!」なんてことにはすーぐ気が付きます。
それはなぜか? あなたの恋人のファンだからですよ。
また、意外に見落としがち?なのがジオタグです。
ジオタグとは、GPS機能付きのデジタルカメラや、スマートフォンで撮影した写真に付加される「画像の位置情報」です。
この写真をどこで撮ったのか、細かい緯度、経度まで記録されます。これらの情報は、ツイッターなどに投稿する際は削除されているようですが、ブログなどは違うようです。したがって、あなたが万が一「家のみなう♡」などとブログに書きおいしいお酒の画像をうpしようもんなら、そこからジオタグをたどられ、あなたのお家はGoogleストリートビューでお宅訪問が可能になってしまいます。これはアイドルの恋人でなくても気を付けたいところ。恋人とのスイートホームを燃やされたくなければ、ジオタグを付ける設定は解除しておくべきでしょう。
ジオタグについては、こちら
2. アリバイ、個人の特定
これはもう情報リテラシーとかそういう範疇を越えてなんだか刑事さんが出てきそうな雰囲気になってきましたが、これもめっちゃ大事です。
というか、この辺は昨今の炎上しやすい自撮り・プリクラアイコンにしてる若年層なんかにも見てほしい…
アイドルの恋人としてSNSを利用する上で賢明なのは、「なうでアップしない」
なうでアップすれば、その後Twitterを読み返され、「あ、こいつは〇月×日にどこどこにいた。この間のテレビで、担も××に行ったと発言していた…この二人、活動場所が同じだな…なんて感じに特定されてしまいます。
作家の時雨沢恵一さんの例が載ったブログを一部引用。
「キノの旅」を書いてる時雨沢恵一先生をフォローしてるのだけれど、時雨沢先生ってかなりTwitterの投稿多いのね。時事問題にもテレビにも反応が早いし、ここ一年の一日の平均ツイートが45.15件と相当なヘビー利用者。好き放題に自由に書いてTwitter楽しんでるって感じなんだけど、
時雨沢先生は旅行好きなのでたまにそうした内容をツイートするけど、
決して旅行先で「こんな料理食べたなう」みたいなことは書かない。
事前に行き先も書かない。
旅行から帰ってきた後になってから「北海道に行ってきました」みたいに事後報告で済ませている。旅行での食事の写真も数日経って自宅に戻ってからツイートしたり。
バイクもクルマも好きらしいんだけど、前に所有してたものは写真を載せても現在乗っている車種は書かなかったり、と自分の出していい情報、出してはダメな情報をしっかり見極めて徹底してTwitterを活用してて参考になる。
今回もその場で書いちゃうから特定しやすくなるわけで、時間を置いて料理の写真をツイートするならかなり難しくなるだろうし。自分が今どこにいるか?っていう情報をインターネットで出すのは危ないので注意した方が良い。
この記事とか、オモコロさんの
この記事とか、めっちゃ参考になると思います。
冒頭で言ったように、些細な情報で特定って可能なんです。ネットって怖い。
3. アイドルの恋人という立ち位置を理解する
ここからはマジでネットリテラシー関係なく、あなたの倫理観に関することなのですが。
アイドルって、商品なんですよ。事務所ないしはプロジェクトの所有物なんです。
きらきら輝いて表舞台に立っている彼/彼女ら、あれ、商品なんです。
こんなことを書くと、アイドルをモノみたいに扱うな!って思われるかもしれないんですけど、事実そうなんですよね。お金稼ぎのために事務所が持っている商品の一つ。ジャパネットたかたでいうスチームアイロン。ニトリでいう、ちょっとおしゃれなサラダ皿。
アレらが輝くことによって、ご飯を食べて生きている人々がいるんです。
また、アレらの輝きに、お金を出している人たちがいるんです。
そういう関係で、アイドルっていう商品の立ち位置は出来ています。
そういうのを一切無視して介入し、「恋人」という立場になっているあなた。
何千何万、あるいは何億ものファンを差し引いてアイドルの視線を独り占めしているあなた。
彼/彼女らは、「アイドルであることで生きている」人々なんです。オフだろうがオンだろうが関係ない。それら全部内包して、アイドルって商品なんです。
もちろん、アイドルも人間である以上、プライベートの側面はもちろんある。でも、それを表に出しちゃいけない。
社会人が「仕事と私情は関係ない!」なんて怒られている場面、よくドラマとかでありますよね。あれ、アイドルも一緒ですから。
常に見られている人種である以上、すっぱ抜かれることって、「そういう記事でご飯を食べている人がいること」からしてみれば、ほんとうにしょうがないことではあるのですが…
じゃあ、どうしろって?
ファンに逃げ道を作る
というのが、あなたの役目です。
「推しが週刊誌にすっぱ抜かれた…!でもそれ以上の情報がない!恋人らしいTwitterアカウントもあるけど、大した特定にはつながらない…!」
「じゃあ、この情報は嘘かもしれない…!」
「この付き合っている相手は、すごくいい人かもしれない…祝福できる相手かもしれない…!」
そうファンに思わせ、あなたの恋人の「カスタマー」を一人でも減らさない。一社でも減らさない。そういう努力があなたには必要です。
逆に言えば、今回の某アイドルのように、
「こんなにSNSで情報がたくさんあるなんて…この女は脇が甘い、きっと途轍もないバカに違いない!」なんて思われたら、恋人以前に人間としてこれほど屈辱的なことはありませんよね。会ったこともない不特定多数の相手にバカだなんて決めつけられるだけでも悔しいのに、それによってあなたの恋人の評価までガタ落ちです。
「こんなバカを選ぶなんて…私の担はものすごいバカじゃないか!」なんて。
実際の頭の偏差値はどうこうとして、人を見る目をけなされたらたまったもんじゃあありません。
家ではあなた一人のものでも、外に出れば取引先や顧客がたくさんいる、商品の一つであることを、決して忘れないでください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
まあぶっちゃけ、SNSしなきゃいいまでのはなしなんですけどね。どうしてもしたいおくちユルユルなイマドキのあなたへ向けた、小さな記事でした。